Mozilla では一昨日、Firefox のブロックリスト機能を通じて 古い Java プラグインを無効化 しましたが、それに関して新たな情報を 2 つ皆さんにお知らせします。
まず、Mac 版 Java のセキュリティアップデートが Apple から公開されました。Mac をお使いの方はできるだけ早くソフトウェア・アップデートを実行して Java を更新してください。Mac 版 Java プラグインは数日中にブロックリストへ追加する予定です。その場合、プラグインを有効にしたままにすることも可能な「ソフトブロック」という扱いになります。
次に、既に追加した Windows/Linux 版プラグインのブロックリストが、誤って「ソフトブロック」ではなく「ハードブロック」になっていたことが分かりました。このため、影響を受けるユーザは、プラグインを無効化する以外に選択肢がありませんでした。問題を修正し、本来の「ソフトブロック」に切り換えました。ただし、ブロックリストの更新には最大 24 時間かかるため、もしすぐに無効化された Java プラグインを有効化したい場合は、次の A か B いずれかの作業を行ってください。
A. java.com から Java の最新版をインストールします。
あるいは B. 以下の手順でブロックリストを削除します。
- [ヘルプ] メニューから [トラブルシューティング情報] を選択します。(もしくはロケーションバーに about:support と入力します)
- [プロファイルディレクトリ] (Mac では [プロファイルフォルダ]) という項目を探し、その隣にあるボタンを押して開きます。
- blocklist.xml と pluginreg.dat を探します。
- Firefox を終了させ、これらのファイルを削除します。
- Firefox を起動し、[ツール] メニューから [アドオン] を選択します。(もしくはロケーションバーに about:addons と入力します)
- プラグインを再度有効化します。
- これによって 24 時間以内にブロックリストが更新され、問題のあるバージョンのプラグインがインストールされていると、無効化を勧めるダイアログが再度表示されますが、これは無視できるはずです。間違ってまた無効化してしまった場合は、上記 4 と 5 の手順を繰り返すことで有効化できます。
ブロックリストの設定ミスで大きなご不便をお掛けしたことをお詫びします。今回の Java プラグインに関しては、有効にしたままにするという選択肢を排除するつもりはありませんでした。
いずれにしても、Java をお使いのすべてのユーザに、できるだけ早く最新版へ更新するよう強く推奨します。
[これは米国 Mozilla のブログ記事 Update on Java Blocklist の抄訳です]