Firefox の次期バージョンでは使用メモリ、起動時間、Firefox Sync、Canvas グラフィックスなどの高速化を中心としてパフォーマンス面で大きな改善が行われる予定であり、事前にテストされたい方のため先日 ベータ版を公開しました。
このベータ版で Web サイトの互換性テストなどをされる方のため、開発者情報サイト modest に「Firefox 7 の後方互換性に関わる修正のまとめ」を掲載しました。
基本的には Web 標準仕様や他のブラウザとの互換性を高めるための修正が行われています。特に今回は、新技術が標準化される前の初期実装が後方互換性のため長期間残されていたが、十分な移行期間を経て廃止されるものが中心となっています。
Web 標準技術を使って作成されているサイトであれば影響を受けることは少ないですが、必要に応じて Web 開発者の皆様にご確認いただければと思います。
アドオンの互換性については同じく modest でご案内している「Firefox 7 と 8 のアドオン互換性情報」 をご覧ください。
Firefox 7 が正式公開となる 9 月 27 日の週には次の Firefox 8 ベータ版が登場する予定ですが、その際にもまた後方互換性に関する変更点をまとめる予定です。