来週の土曜日 8 月 13 日に、Mozilla 製品のローカライズ勉強会を行います。
ソフトウェアを多国語に翻訳し、各国の地域性に合わせて調整していくことを「ローカライズ」と言います。英語の localization を略して「l10n」と書いたりもします。Firefox や Thunderbird の場合、まずは英語版で機能を完成させて、それから製品内のあらゆるメニューやメッセージを各国語に訳しています。例えば日本語版にするには、File、Edit、View を ファイル、編集、表示 に... といった感じです。
Mozilla はオープンソースプロジェクトなので、翻訳会社ではなく「自分の母国語で製品を使いたい!」と名乗りを上げた世界各地のボランティアに、こうしたローカライズをお願いしています。もちろんここ日本でも、熱心なボランティアの皆さんが関わってくれていますが、新機能が続々と追加されるので、作業の手が止まることはありません。そこで、ローカライズチームでは新たな参加者を募集しています。英語の勉強がてら、一緒に Firefox と Thunderbird の日本語版を作ってみませんか? 新しいバージョンが出たときに「この機能はオレがローカライズしたんだぜ」って友だちに自慢できるかも...
- 日時:8 月 13 日 15:00 ~ 18:00
- 場所:Mozilla Japan オフィス (東京都千代田区)
- 内容:ローカライズの基本、必要なツールの使い方、作業の進め方と分担、Q&A など
- 持ち物:ノートパソコン (もしあれば)
- 申し込み:Mozilla Japan イベント担当 へ「ローカライズ勉強会参加希望」という件名でメールをお送りください。本文には名前とメールアドレス、その他質問があれば書いてください。
今回は特にツールの使い方なども交えて解説するので、初心者の方も大歓迎です。皆さんのご参加をお待ちしています!