既に日本のメディアでも取り上げられているのでご存じの方も多いと思いますが、Firefox の次期バージョンが「Firefox 4」となり、年内に公開される見通しとなりました。
一昨日、Firefox のプロダクトディレクターである Mike Beltzner が、次期 Firefox についてのロードマップと概要を Mozilla コミュニティ全体に向けて発表しました。この中で、Firefox 3.6 の次のバージョンは Firefox 4 になると正式決定したことや、新機能や変更点の計画概要が解説されました。詳しくは Beltzner のブログ (英文) と modest に投稿された抄訳 をご覧ください。
さらなる高速化や次世代 Web 標準技術「HTML5」対応の強化で、Web アプリケーションの可能性が格段に広がります。いわば、Web の未来が現実になる、といったところでしょうか... 他にも新機能が色々追加されるようです。今から Firefox 4 の登場がとても楽しみですね。
なお、従来予定されていた Firefox 3.7 は、最大の開発目標であったプラグインのプロセス分離が、近日公開される Firefox 3.6.4 へ統合されることになったため、リリーススケジュールから削除されました。
コメント (1)
Firefox 3.6.4楽しみにしています。
Firefox 3.6.4でプラグインのプロセス分離が行われるとのことですが、Firefox 4ではタブごとのプロセス分離は行われるのでしょうか?
以前のニュースではプラグインのプロセス分離の次の段階はタブごとのプロセス分離だと書かれていたような気がするのですが。