Android 向け Firefox ベータ 版
最新のAndroid 版 Firefox のベータ版をテストしていただけるよう公開しました。Android 版 Firefox ベータ版の最新アップデートによって、コンテンツを素早く簡単にシェアできるようになります。
- WebRTC のサポート: Android 版 Firefox ベータ版には、WebRTC コンポーネントが搭載されており、開発者はリアルタイムコミュニケーション機能を Web 全体に容易に組み込むことが可能です。DataChannels、PeerConnection、GetUserMedia の各種コンポーネントにより、ビデオ通話やブラウザ間でのファイル共有に対応するリアルタイムコミュニケーションが Web 上で実現します。開発者は今後、Android 版 Firefox でWebRTC によるユーザ体験のテストを行うことができます。
- リーダーとリーディングリストの新機能と改善点:
- リーダーの最新版では、書式メニューの見直しが図られており、ユーザは、Serif と San-serif のフォントを切り替えることができます。
- Android 版 Firefox ベータ版のリーダーでは、室内の光源レベルに応じて、「ダークモード」 (明るい背景に暗いテキスト) と「ライトモード」 (暗い背景に明るいテキスト) が自動的に切り替わります。これらのモードは、ユーザが手動で切り替えることも可能です。
- ロケーションバーに表示されるリーダーアイコンを長押しすることで、一旦リーダーに切り替えることなしに、リーディグリストに素早く記事を追加できるようになりました。すべてのリーディングリストは、オフラインでアクセス可能です。
- Firefox では今回のバージョンから、リーダーがオンの状態では URL バーがオレンジ色に、リーダーがオフの状態ではグレー色になります。これによって、リーダーのオン/オフ状態が分かりやすくなります。
- NFC バンプに対応: 「バンプ」 (端末同士を軽く接触させること) を行うことで、NFC 対応 Android スマートフォン同士で Firefox のタブを共有できます。NFC 機能を「オン」にする必要があります。
- クイックシェア: Firefox では表示しているコンテンツをメール、SMS、ソーシャルなどで共有できます。これまで「共有方法を選択」というダイアログで共有サービスを毎回選択する必要がありましたが、最後に使った共有サービスのアイコンがメニュー上のボタンに表示されお気に入りのサービスで素早く共有できるようになりました。
- Android 版 Firefox ベータ版には、カタロニア語 (スペイン)、イギリス英語、スウェーデン語のサポートが追加され、合計 24 以上の言語で、最高の Web 体験が得られるようになりました。
Windows、Mac、Linux 向け Firefox ベータ 版
ブラウザコンソール: Windows、Mac、Linux 向けの最新のFirefox ベータ版では、ブラウザコンソールにより、(Web ページのログではなく) ブラウザ内部のログも調査できるようになりました。これは、Firefox のアドオン開発者にとってとりわけ有益です。ログの種類 (ネット、css、セキュリティ、js、さまざまなロギング) 別にフィルタリングを行うことや、ログメッセージの全文テキスト検索を行うこともできます。この機能は従来の「エラーコンソール」に代わるものです。
ベータ版のダウンロードと詳しい情報
- Windows、Mac、Linux 版のダウンロード (現在ベータ版をお使いなら、自動更新されます)
- Windows、Mac、Linux 版のリリースノート
- Android 版を Google Play からダウンロード
- Android 版のリリースノート
- 開発者情報
- サイト互換性情報
次期バージョンの正式リリースは 9 月 17 日となる予定です。
[これは米国 Mozilla のブログ記事 New Features and Improvements for Firefox Beta Ready for Download and Testing の抄訳です。]