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Firefox Flicks 2013 早期エントリ賞 第 3 回目受賞作品決定!

Firefox Flicks 2013 の最終締切日まで、残すところわずかとなりました。以下に、7 月 3 日までの応募作品から選ばれた、早期エントリ賞の最終回に受賞された皆様をご紹介します。

Tortillas on-the-go! - メキシコ

Alberto García Ballesteros さんは、メキシコ在住で政治学を学ぶ 22 歳の学生です。学生としての生活と、映画作りへの情熱のバランスを取りながら生活しています。Ballesteros さんが映画作りで最も難しいことのひとつだと気付いたのは、出演者と制作スタッフを集めることです。この課題を解決するために彼が取った方法は、ちょっと変わっています。

「私は、社会を変え、人々の理解を深めるための手段として、映画製作とアート全般を社会的な活動で結び付ける新しい方法を、いつも模索しているのです」と Ballesteros さんは語ります。彼が現在進めているプロジェクトは、メキシコ人のコミュニティと中米の移民の人たちを結びつけ、映画を通してその人たちの物語を伝えようとするものです。

Firefox Flicks の出品作品「Tortillas on-the-go!」の制作にあたっては、友人や近所の人たちの協力を得るために少し苦労しました。しかし結局、Ballesteros さんにとって最大の課題となったのは、編集作業でした。

「私が本当に大変だと思ったのは、撮影後の編集作業で、撮影したフィルムが2分近くもあると分かったときです」とBallesteros さんは説明します。「1 分間でメッセージを共有するという考え方は、難しくもあり、楽しいことでもあります」。

Firefox Flicks に出品する作品をいま制作中の人たちに対するBallesteros さんのアドバイスはシンプルです。「機材がない、専門スタッフがいないからといって、決して制作をあきらめないでください。制作に喜んで協力してくれる人や他の制作パートナーを探してくれる人たちが、世の中にはいつでもたくさんいます」。

Beyond the Limit - メキシコ

Fabián Ramírez さんは、いつの日かアニメーションスタジオや製作会社で仕事をしたいと考えています。現在はグラフィックデザイナーとして働いていますが、時間が空くとコンピュータグラフィックスやビデオゲーム、映画について勉強しています。

Firefox Flicks に出品する「Beyond the Limit」の制作に取りかかったとき、Ramírez さんには解決しなければならない課題がいくつかありました。まず、早期エントリ賞の締め切りが迫っていたことです。次に、アニメーションについて勉強しなければなりませんでした。最後に、スケッチができてストーリーが決まったものの、それをすべてつないでくれる適切な音楽を見つける必要がありました。

「探すのにずいぶん時間がかかりましたが、Creative Commons が The Orchid の『Don't Be Afraid; We'll Be Together』のライセンスを提供しているのを見つけたのです」と Ramírez さんは言います。「すぐに、これだと思いました」。

Ramírez さんは Mozilla と Firefox のファンです。「Mozilla には筋の通った反骨精神があるように思われ、そういうところを尊敬しているし、すばらしいと思っています」と言葉を続けます。「ビデオを出品して貢献し、参加することによって Firefox のコミュニティの一員になれると思うと、とても励みになりました」。

今年のコンテストの応募締め切りまではあとわずか数週間ですが、Ramírez さんから、まだ作品を制作中の人たちを力づけてくれるメッセージをいただきました。「アイディアはあるけど、どのように作ればよいのか分からないという人も、あきらめないでください。いろいろなことを喜んで教えてくれる人たちやサイトがたくさんあります」。

The Anniversary - シンガポール

Kevin Kristian さんの作品「The Anniversary」を観ると、彼が昼はソーシャルメディアのストラティジストとして働き、夜はいつも自分の夢を追って勉強している人だということに、誰もが納得するはずです。スマートフォンのアプリと Web を使って特別な日につながり続けるという、人の心に触れるようなカップルのストーリーを作成した Kristian さんは、人は自分の生活の中にこそひらめきの最高の源があると感じています。

「自分の誕生日に友だちがおめでとうと言うために電話をかけてきたり、科学の宿題でたった 1つの質問の答えを見つけるために百科事典を何冊も調べたりしなければならない生活がどんなだったかなんて、ほとんど思い出せません」と Kristian さんは言います。「モバイル機器から Web にアクセスできるようになって、私(と周りの人々)の生活はより良いものになったと思います」。

デジタルエフェクトとオリジナルの音楽、そして制作スタッフたち (Surya さん、Joshua さん、Ramon さん、Rini さん、Wei Sheng さん、Jason さん、Ray Felix さん、Louis さん、Benson さん、Terry さん) のスキルを活用して、Kristian さんは自分の作品に対するビジョンを実現するために精力的に取り組みました。

「私は最初から、技術的にどんな制約があってもそれでアイディアを縛ることはしないつもりでした」と Kristian さんは語ります。

制作にあたっては、ロケの場所を見つけることが特に難しいと分かりました。「撮影の前日になっても、まだ場所が決まっていませんでした」と彼は言います。「ある賢い友人が、シンガポールでもあまり知られていない場所にあるレコード店はどうかと勧めてくれたのです。私はさっそくその店をチェックしてみて、撮影の場所にぴったりだと思いました」。

彼のチームにとってラッキーだったのは、撮影当日にお願したにもかかわらず、その店の主人が店内での撮影を快く許可してくれたばかりか、撮影にもゲスト出演してくれたことです。

今回早期エントリ賞を受賞されたチームの皆様、おめでとうございます!コンテストのすべての応募の最終締め切りは、日本時間の 8 月 1 日午後 3 時 59 分です。グランプリ他、多くの賞が用意されています。詳細は、こちらをご覧ください。

[これは Firefox Flicks の米国サイトのブログ記事 Firefox Flicks 2013 Early Entry Awards Round 3 Winners の抄訳です。]

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