Mozilla ではどのモダンブラウザからでも、ユーザがお気に入りの Web サイトに 簡単で安全にログインできる Mozilla の認証システム Persona の開発を進めています。
次回 Persona を使用すると、少し使い勝手が違うと感じるかもしれません。Mozilla はユーザからのフィードバックを反映し、Persona のログイン用ダイアログボックスで Mozilla ブランドをあまり目立たないようにし、これまであった大きな「Persona」のヘッダーを削除したからです。そうすることで、ログインを簡略化するメカニズムよりも、個々のサイトが注目されるようになります。
Persona を使用すると、「あなたの」サイトが目立つようになります。
ダイアログボックスをさらにカスタマイズしやすくなっています。Web サイトでは、「siteName」と「siteLogo」に加え、「backgroundColor」も設定できるようになったため、Persona のダイアログボックスをユーザサイトのデザインに合わせることができます。
たとえば、サイトで「navigator.id.request({backgroundColor: "#00c3ff'});」を呼び出すだけで、背景色がライトブルーのダイアログボックスを表示できます。
この機能は、Mozilla コミュニティのメンバーでオープンソースソフトウェアの貢献者である Dirkjan Ochtman 氏が開発してくれたものです。来週、Mozilla は Ochtman 氏の簡単なインタビューを公開し、同氏の貢献について取り上げる予定です。
Persona チームに参加をご希望の方は、irc.mozilla.org の #identity または dev-identity メーリングリストから参加できます。Mozilla はオープンソースを信条とする組織ですから、GitHub でもアクセスできます。
これらの変更は今後数日中に Persona に反映されます。
[これは米国 Mozilla のidentity ブログ記事 Persona: A login that matches your site の抄訳です。文中リンク先は英語となりますのでご了承ください]